シバタ流ドリップ
使用器具
ハリオの円錐フィルターをお勧めします。
螺旋状にリブが盛り上がっていて、多くの部分でろ紙と接することにより、表面張力を利用して短時間で濾過することが出来ます。
抽出に時間を掛けないことで、雑味が少ないコーヒーを抽出することが出来ます。


ろ紙
ろ紙は接着面で折り返した後、直角方向に折り直し、下半分だけ折れ目を付けます。

こうすることにより、上部は円形を保ってドリッパーに紙をセット出来ます。


お湯
お湯は85度前後がお勧めです。

熱すぎると雑味が抽出され、低すぎるとうまみが抽出されません。
やかんで沸かした後、細口のコーヒーポットにお湯を移して抽出すると丁度良いと思います。
直接沸かした場合は、沸騰後少し冷ましましょう。

可能なら温度計を使いましょう。
棒温度計や料理用温度計が、比較的安く手に入ります。



淹れ方
1.ペーパーフィルターは水で濡らします。

乾いたフィルターで濾過を始めると、
最初の成分がろ紙の上部に吸い上げられてしまうからです。


2.挽いたコーヒーを平らにならし、中央に2cm程穴を掘ります。
3.穴にお湯を差します。


4.穴からあふれる前に、画像のように「濡れている部分」と「乾いている部分」の境界線にお湯を差していきます。

こうすることにより、全体を濡らすことが出来ます。
5.全体が濡れたら30秒蒸らします。






6.30秒経ったら、まず中心に細くお湯を差し、ドーム状に盛り上がるのを待ちます。




7.泡が崩れてしまったら、中心と縁の真ん中にお湯を差し全体の水位を上げます。
8分目まで水位が上がったら、一旦お湯を差すのを止め、
ドリッパーの半分くらいまで水位が下がったらお湯を差すことを繰り返します。




8.必要とする量を抽出したら、ドリッパーを外します。
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